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出典:映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』公式サイト
今回は、2024年公開の映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』をご紹介します。
前作『ジョーカー』の2年後を描いた続編で、今作、謎の女リー役でレディー・ガガさんが新たに参加したことでも話題となりました。
そんな作品のあらすじとキャスト、みどころについてまとめましたので、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
目次
あらすじ
コメディアンを夢見る心優しい青年が、狂気あふれる“ジョーカー”へと変貌する物語を描いた作品。
ピエロメイクを施して“ジョーカー”と名乗り、殺人を繰り返したアーサー。理不尽な世の中で社会への反逆者、民衆の代弁者として祭り上げられる。
そんな彼の前に、リーという謎めいた女性が現れる。
ジョーカーの狂気はリーとともに、社会へ群衆へと伝播し、拡散していく。
前作の『ジョーカー』についてまとめた記事もあるので、こちらもチェックしてみてくださいね!
作品情報
【公開】2024年
【製作国】アメリカ
【上映時間】138分
【原題】『Joker: Folie a Deux』
【監督】トッド・フィリップス
【脚本】スコット・シルバー、トッド・フィリップス
【製作総指揮】マイケル・ウスラン、ジョージア・カカンデス、スコット・シルバー、マーク・フリードバーグ、ジェイソン・ルーダー
【製作】トッド・フィリップス 、エマ・ティリンジャー・コスコフ、ジョセフ・ガーナー
【編集】ジェフ・グロス
【音楽】ヒドゥル・グドナドッティル
【キャスト】ホアキン・フェニックス、レディー・ガガ、ブレンダン・グリーソン、キャサリン・キーナー、ザジー・ビーツ、リー・ギル、ハリー・ローティー、スティーブ・クーガン、ジェイコブ・ロフランド、ケン・レオン、シャロン・ワシントン、ビル・スミトロビッチ、コナー・ストーリー 他
主な登場人物(メインキャスト)
アーサー・フレック/ジョーカー(ホアキン・フェニックス)
コメディアンを夢見る心優しい青年。“ジョーカー”へと変貌し、一夜にして悪のカリスマとして祭り上げられる。
ハーレイ・“リー”・クインゼル(レディー・ガガ)
アーカム州立病院の音楽セラピーで、アーサーの前に突然現れた謎の女。
メアリーアン・スチュワート(キャサリン・キーナー)
アーサーの弁護士。
ジャッキー・サリヴァン(ブレンダン・グリーソン)
アーカム・アサイラムの看守。囚人を虐待し、アーサーを玩具にして散々な目にあわす。
ハービー・デント(ハリー・ローティー)
アーサーを起訴しようとする、ゴッサム・シティの新任地方検事。
みどころ
1. やっぱりホアキン・フェニックスの怪演
出典:映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』公式サイト
今作もやっぱり、ホアキン・フェニックスさんの演技力に魅了される作品でした。
純粋で心優しい“アーサー”のときと、常軌を逸した“ジョーカー”、どちらも演じ分けられていて、観ていて恐ろしくなるほどです。
そして、前作『ジョーカー』でこの役を演じた際、20kg以上もの減量をされていたのに驚いたのですが、今作ではさらにやつれた姿に変貌しています。役者魂を目の当たりにして、衝撃を受けました。
ホアキンさんの、ものすごい色気にもやられてしまいます。煙草をふかしている姿が多く描かれ、煙越しの彼もまた魅力的です。
特に、雨の中で悲痛な心で笑うシーンは印象的で、胸が締め付けられます。
2. リーとのミュージカルシーン
出典:映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』公式サイト
現実とアーサーの妄想が入り交じる作品で、妄想部分はミュージカルで描かれているのが特徴です。
中でも、きらびやかなステージや衣装を身にまとった、ジョーカーとリーが歌い踊るシーンがみどころです。
レディ・ガガさんの圧巻の歌声も素晴らしいですが、繊細さを残すホアキン・フェニックスさんの絞り出すような歌声もたまりません。
3. 二転三転するストーリーの末のラスト
出典:映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』公式サイト
138分という長編で、予想外の展開も多く盛り込まれています。
その先に待ち受けるラストに、鑑賞した人はさまざまな感情が出てくるかと思います。
そして、エンドロールも見逃せません。
レディー・ガガさんの歌う『That’s Life』と、ホアキン・フェニックスさんが歌う『True Love Will Find You In The End』が流れます。
ついさっきまで138分もの間、目の前のスクリーンで繰り広げられていた物語を思い返しながら聴くと、さらにグッと胸に迫るものがあります。
それらが収録された、サントラもおすすめです。
まとめ
出典:映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』公式サイト
最後までご覧いただきありがとうございます。
映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』をご紹介しました。
タイトルの「Folie à Deux(フォリ・ア・ドゥ)」はフランス語で「二人狂い」という意味で、1人の妄想がもう1人に感染し、複数人で同じ妄想を共有することをいうのだそう。それが納得できるようなストーリーとなっています。
2019年公開の『ジョーカー』を鑑賞する前に観るのがおすすめです。
今回ご紹介した映画で、日々のシネマライフを満喫してみてはいかがでしょうか。