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出典:『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』公式サイト
ジェームズ・キャメロン監督の『アバター』の続編で、前作から13年ぶりの公開となる『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。
日本での公開初日、2022年12月16日に鑑賞してきました!4DXで鑑賞した感想や、映画のみどころもまとめたので、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
あらすじ
地球からはるか離れた場所に存在する星、パンドラが舞台。元海兵隊員のジェイクが、パンドラの先住民族ナヴィの女性ネイティリと結ばれた。
2人は家族を築き、4人の子宝に恵まれる。毎日を平和に暮らしている中、再び身勝手な考えの地球人、スカイ・ピープルが現れ、ナヴィたちの生活を一変させることに。
神聖な森を追われることとなったジェイクたち一家は、遠く離れた海の部族のもとへ。しかし、そこへもスカイ・ピープルたちの手が迫るのだった…。
作品情報
【公開】2022年
【製作国】アメリカ
【上映時間】192分
【原題】『Avatar:The Way of Water』
【監督】ジェームズ・キャメロン
【制作】ジェームズ・キャメロン、ジョン・ランドー
【キャスト】サム・ワーシントン、ゾーイ・サルダナ、シガーニー・ウィーバー、スティーヴン・ラング 他
登場人物(キャスト)
ジェイク・サリー(サム・ワーシントン)
ナヴィとしての生きることを決意した元海兵隊員。オマティカヤ族の妻ネイティリと、その子どもたちと共にパンドラの森で共に暮らしている。家族思いの良き父。
ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)
オマティカヤ族長の娘で、ジェイクの妻。狩猟能力に長けた戦士であり、5人の子どもを守る心強き母。
ネテヤム(ジェームズ・フラッターズ)
ジェイク、ネイティリの長男。ナヴィの優秀な戦士だが、真面目な性格でジェイクの言う事を守り、悪いことができない青年。
ロアク(ブリテン・ダルトン)
ジェイク、ネイティリの次男。好奇心旺盛なトラブルメーカー。ジェイクに認められたい一心で無謀な行動ばかりしてしまう。
トゥク(トリニティ・ジョリー・ブリス)
ジェイク、ネイティリの長女。まだ幼く愛らしい末っ子で、いろんなことに興味津々。
スパイダー(ジャック・チャンピオン)
ジェイク、ネイティリの養子。ヘルズ・ゲートで生まれ、ジェイクたちと共に行動する青年。
キリ(シガニー・ウィーバー)
ジェイク、ネイティリの養子。前作で命を落としたグレース博士の実の娘。エイワとのつながりを感じ、不思議な体験を通じて心が何かに目覚める。
トノワリ(クリフ・カーティス)
サンゴ礁のメトカイナ族のリーダーで、ロナルの夫。ジェイクたちの海での暮らしをサポートする。
ロナル(ケイト・ウィンスレット)
トノワリの妻。シャーマンの能力の持ち主であり、フリーダイバー。サリー一家に厳しく接する。
ツィレヤ(ベイリー・バス)
トノワリ、ロナルの娘。サリー家の子どもたちに、海のことをいろいろと教える心優しい少女。ロアクとお互い惹かれあう関係に。
アオヌング(フィリップ・ゲルホ)
トノワリ、ロナルの息子。ネテアム・ロアク・キリたちをよく思わず、つい意地悪をしてしまう。
クオリッチ(スティーヴン・ラング)
RDA社の元海兵隊大佐。前作では、ジェイクたちとの戦いの末に絶命してしまうが、ナヴィの身体で復活する。
4DXで鑑賞した感想
体感型シアターの4DXで鑑賞してきました。
1番の感想としては、「アバターは4DX向きの作品」ということ。
前作は3Dで鑑賞したのですが、それだけでもすごく立体感があって、映画をより楽しめました。ですが、今回はさらに体感できることが多い4DXだったので結果、大満足でした。
しかも、3面マルチプロジェクション上映システムのScreenXタイプの劇場だったので、視野が270度もあって、もう私もアバターの世界に入り込んだ気持ちで鑑賞できました。
海に潜るシーンや雨のシーンが多かったので、思ったよりちゃんと濡れます。もし、水で濡れるのは嫌だという方は、座席にオン・オフのボタンがあるので、オフにしておきましょう。
あと、戦闘シーンも多めなので、その感じも実際にそこにいるような感覚を味わえて臨場感がさらにアップしますよ!
ただ、乗り物酔いをしてしまう方には厳しいかもしれませんね。
みどころ
1. 家族の絆と深い愛情
「家族こそ何より大切」というのが、今作のテーマのひとつでもあるかと思います。
ジェイクとネイティリが神聖な森を離れる決断をするのも、家族が大切だからこそ。今作では2人の子どもの、長男のネテヤム・次男ロアク・養子の少女キリ・末の妹トゥクが登場します。
そのほかに、ジェイク一家が身を寄せることになる海の部族にも、それぞれの家族愛が繊細に描かれてます。子どもを思う親の気持ちや、親の期待を裏切りたくないという子どもの気持ちが感じ取れて作品にぐっと感情移入してしまいます。
さらにジェイク一家の養子で、人間の青年スパイダーの葛藤する親への気持ちにも、ぜひ注目してください。
感動シーンも盛りだくさんで、観終わったあとに自分の家族を大事にしようという、あたたかい気持ちになれる作品です。
2. 自然の偉大さと美しさ
ナヴィたちの暮らす、パンドラの森は豊かな自然に溢れています。夜にはジェイクとネイティリが生き物に乗って空を飛び、2人だけでデートを楽しむシーンも絶景です。
今回の舞台は海がメインなので、水中に住む生き物がたくさん登場します。美しい海の中が描かれていて、それはまるでラッセンの絵画の世界のよう。
私だけかもしれませんが、水中に潜るシーンになると、自分も思わず息を止めてしまうクセがあります。なので今回の作品を鑑賞中も、不必要にちょっと苦しくなってしまいました…。
3. 淡い恋心
今回は、ジェイクとネイティリの子どもたちそれぞれに芽生える、淡い恋心もみどころのひとつです。家族愛とはまた違った、恋愛感情に気づく登場人物たちの気持ちにも注目してみてください。
好きな人についとってしまうような気持ちとは真逆の行動や言動は、自分自身の初恋を思い出すような、甘酸っぱいドキドキした気持ちになれますよ。
4. ナヴィと共に暮らす生き物たち
今作は海がメインだったので、前作には登場しなかった新たな生き物たちが見られます。
中でも注目したいのが、今回の重要な役割どころの巨大なクジラのようなクリーチャーです。海の部族たちが家族のように信頼している存在で、ハンドサインや瞳で会話をします。
そして、次男のロアクと心を通わせることになるトゥルクン。この子には辛い過去があるのですが、その紹介シーンがまた感動します。
海に住むクリーチャーは、どの子も実際にいたら仲良くなりたいと思うような、心優しい生き物たちばかりです。
5. モーションキャプチャー技術
俳優の面影を残しながら、アバターになっているのが、何と言ってもこの映画のみどころのひとつ。役者陣の演技力はもちろんのこと、最新技術のすごさを目の当たりにできる作品です。
前作でグレイス・オーガスティン博士役を務めたシガニー・ウィーバーが、今作ではジェイクの養子キリ役をモーションキャプチャーによって演じています。少女役を演じることができるのも、モーションキャプチャー技術だからこそできるのだと感心しました。
トゥク役のトリニティ・ブリスは、撮影時点ではわずか7歳でした。水中でのシーンが多いこの作品では、かなりの努力が必要だったことでしょう。
あと忘れてはいけないのが、スパイダー役のジャック・チャンピオン。彼は人間の姿のままなので、全編ほぼ裸で登場してくれます。きれいな筋肉美に注目してご覧ください!
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が視聴可能な動画配信サービス(VOD)
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が視聴できるのは、以下の動画配信サービスです。
動画配信サービスについては、別の記事で比較表や特徴などをまとめています。
無料お試し期間や月額利用料金などそれぞれの詳細については、こちらを参考にしてくださいね。
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まとめ
前作も映画館で鑑賞した『アバター』シリーズ。今作はさらに映像美が素晴らしく、ナヴィたちの世界観を思う存分、堪能できました。
しかも、こんなにも感動するストーリーだとは知らずに鑑賞したので、まさか泣かされるとは思ってもみませんでした。これはあと2回ぐらい鑑賞して、アバターの世界にのめり込みたいと思います。
続編も制作中とのことなので、今から楽しみです!