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映画『THE FIRST SLAM DUNK』のみどころやキャラクターと声優をご紹介!

本記事にはプロモーションが含まれています。

出典:映画.com

日本だけでなく、韓国や中国でも大ヒット中の映画『THE FIRST SLAM DUNK』。公開前からストーリーや声優などについてかなり話題となっていて、原作ファンのみならず、たくさんの方から注目を集めている作品です。

そんな今作のあらすじや劇場版の声優キャスト、映画のみどころもまとめたので、ぜひ参考にしてくださいね。

作品情報

ストーリー

井上雄彦先生による漫画『SLAM DUNK』が原作で、バスケットボールを題材にした作品。湘北高等学校に通う不良少年の桜木花道が、部員との交流やバスケットボールを通して成長する物語です。

週刊少年ジャンプに1990〜1996年まで連載され、1993年にはTVアニメの放送が開始されました。そしてこの度、アニメーション映画として新たに製作され、満を持して2022年に公開されたのが今作です。

概要

【公開】2022年

【製作国】日本

【上映時間】124分

【監督・脚本・原作】井上雄彦

【演出】宮原直樹、北田勝彦、大橋聡雄、元田康弘、菅沼芙実彦、鎌谷悠

【CGディレクター】中沢大樹

【編集】瀧田隆一

【音響演出】笠松広司

【音楽プロデューサー】小池隆太

あらすじ

頭脳的なプレーと電光石火のスピードで相手を翻弄する、湘北高校バスケ部のポイントガード、宮城リョータ

沖縄で生まれ育った彼には、3つ年上の兄ソータがいた。地元のミニバスチームで有名選手の兄の背中を追い、リョータもバスケを始める

その後、一家は沖縄から神奈川へ引っ越し、リョータは湘北高校に進学。そこで、バスケ部に入部する。

2年生になったリョータは、1年生の桜木花道、流川 楓、3年生の赤木剛憲、三井寿らとともにインターハイに出場。絶対王者と呼ばれる、強豪・山王工業高校と対戦する。

主な登場人物(キャラクター)

宮城リョータ(声:仲村宗悟)

背番号7で、ポジションはPG(ポイントガード)。身長168cm。

小柄だが湘北No.1のスピードの持ち主で、次期キャプテンといわれる実力者。2年生で湘北バスケ部マネージャーの彩子に想いを寄せている。

映画版で宮城を演じたのは、アクロスエンタテインメント所属の声優・仲村宗悟さんです。
シンガーソングライターとしても活動していて、第13回声優アワードでは新人男優賞を受賞。『アイドルマスター SideM』の天道輝役や、『ブルーロック』の我牙丸吟役を担当しています。

三井 寿(声:笠間 淳)

背番号14で、ポジションはSG(シューティングガード)。身長184cm。

3年生で、中学時代に神奈川県大会でMVPを獲得した天才シューター。膝の怪我が原因で、1年生のときに挫折をするが、バスケットへの熱意を捨てきれず2年後に復帰する。

映画版で三井を演じたのは、東京俳優生活協同組合所属の声優・笠間 淳さんです。代表的な役には『お前はまだグンマを知らない』の轟二矢役や、『ガンダムビルドダイバーズ』のクジョウ・キョウヤ役があります。

流川 楓(声:神尾 晋一郎)

背番号11で、ポジションはSF(スモールフォワード)。身長187cm。

中学の頃からスタープレイヤーの1年生。容姿端麗でクールな性格のため、女子から人気がある。花道とは「終生のライバル」といわれるようになる。「どあほう」が口癖。

映画版で流川を演じたのは、81プロデュース所属の声優・神尾 晋一郎さんです。マジシャンや俳優など、マルチに活動。『あんさんぶるスターズ!』の鬼龍紅郎役や、『約束のネバーランド』のソンジュ役を担当しています。

桜木花道(声:木村 昴)

背番号10で、ポジションはPF(パワーフォワード)。身長188cm。

赤い髪がトレードマークの1年生。元不良のバスケ部員で、一目惚れした晴子に誘われバスケを始めたド素人。しかし持ち前の身体能力の高さと、地道な努力から次第にバスケの才能を開花させ、天才的な能力を発揮する。

映画版で赤木を演じたのは、アトミックモンキー所属の声優・木村 昴さんです。声優だけでなく俳優や歌手としても活動していて、『ドラえもん』のジャイアンこと剛田 武役や、『東京リベンジャーズ』の林田春樹(パーちん)役などを演じています。

赤木剛憲(声:三宅健太)

背番号4で、ポジションはC(センター)。身長197cm。

湘北バスケ部のキャプテンを務める3年生。夢は「全国制覇」で、ゴール下のパワープレイが得意。桜木からは「ゴリ」と呼ばれている。

映画版で赤木を演じたのは、81プロデュース所属の声優・三宅健太さんです。『ジョジョの奇妙な冒険』のモハメド・アヴドゥル役や、『僕のヒーローアカデミア』のオールマイト役が代表作品です。

木暮公延(声:岩崎諒太)

湘北バスケ部副キャプテンの3年。赤木とは中学時代からのチームメイトであり親友。花道にとってよき理解者となる。

映画版で木暮を演じたのは、 アトミックモンキー所属の声優・岩崎諒太さんです。『ヒプノシスマイク』の白膠木簓役や、『僕のヒーローアカデミア」の夜嵐イナサ役を演じています。

彩子(声:瀬戸 麻沙美)

マネージャーを務める2年生。サバサバした姉御肌な性格で、バスケ部員たちから信頼されている人物。

映画版で彩子を演じたのは、 StarCrew所属の声優・瀬戸 麻沙美さんです。『ちはやふる』の綾瀬千早役や、『呪術廻戦』の釘崎 野薔薇役を担当しています。

安西光義(声:宝亀克寿)

湘北バスケ部の監督。5年前までは某大学で鬼コーチと恐れられていたが、現在では白髪仏(ホワイトヘアードブッダ)といわれるまで温厚に。メンバーたちに的確なアドバイスをする。

映画版で安西先生を演じたのは、青二プロダクション所属の声優・宝亀克寿さんです。『ONE PIECE』のジンベエ・二代目、ゲッコー・モリア役や、『ひぐらしのなく頃に』の北条鉄平役などが代表作品です。

赤木晴子(声:坂本真綾)

赤木の妹で1年生。花道の憧れの人物で、花道がバスケットの世界へ進むきっかけを作る。そんな彼女だが、本人は流川に想いを寄せている。

映画版で晴子を演じたのは、青二プロダクション所属の声優・坂本真綾さんです。代表の役には『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の真希波・マリ・イラストリアス役や、『SING/シング』のロジータ役などがあります。

みどころ

1. かっこいいオープニング

この映画の大きなみどころのひとつは、かっこいいオープニングです。

オープニング主題歌は、日本のロックバンド「The Birthday」が担当する、『LOVE ROCKETS』

上映開始後、序盤に流れるのですが、井上雄彦先生の手によって描き出されたキャラクターたちが、音楽にあわせて動き出します。

それがもう、めちゃくちゃかっこよくて、映像とマッチしていて鳥肌が立つほど。ノリがいいビートとどロックな曲調により、これから先に続くストーリーへのワクワク感が高められていきます。

「The Birthday」のチバユウスケさん(Vo&G)は、以下のようにコメントしています。

「漫画は全巻読ませてもらったんですが、楽曲でこだわったのはやはり疾走感かなと。映画は絶対すげーもんになってると思うのでバースディの曲も含め、是非楽しんでほしいです」

引用:映画.com

このオープニングを観るために、何度も映画館に行きたい!という方も多いのではないでしょうか。わたしもそのうちの1人です。

2. 初見でも楽しめるストーリー構成

今作では、それぞれのキャラクターの、過去やバスケ部に入るまでの今までの経緯が描かれています。なので、『スラムダンク』の原作を知らないという方や、初見の方、誰でも楽しめる内容となっています。

ネタバレになるので、あらすじや詳細はここでは書きませんが、予告動画で流れる映像ではたくさん登場するキャラクターのストーリーがメインの構成になっています。

実際に鑑賞した印象としては、原作コミックやアニメで登場したギャグ要素は少なめで、シリアスなシーンが多めに感じられるストーリーでした。

とにかく感動できてかっこいい、最高にエモい映画です。

3. 臨場感のある絵のタッチとリアルな動き

試合の描写はめちゃくちゃかっこよくて迫力があり、始まってすぐに観る人の心をわし掴みにします。

映像に現れるキャラクターたちは漫画のタッチなのですが、それが実写のように動いていて、不思議と惹きつけられます。まるで実写より実写!

バスケのシーンや表情も、現代ならではの映像技術によって、よりリアルに描かれているのもみどころです。

4. 音楽やサウンドの演出がかっこいい!

ストーリーもさることながら、音楽やサウンドによる演出もみどころです。

バスケ経験者の監督だからこその、細かなところにもこだわりが詰め込まれています。ボールをドリブルする音や、バッシュのキュッキュッとなる音などがとてもリアルです。

原作で話題になった、セリフのないシーンも要注目!スクリーンの中に入って、生の試合を観てるかのような手に汗握る緊張感が味わえます。

劇場で鑑賞する際はぜひ、IMAXDolby Atmosなどの音響に優れた環境で観るのがおすすめです。

そして、かっこいいオープニング同様、エンディングもテンションが上がりますよ。

エンディング主題歌は、日本のスリーピースロックバンド「10-FEET」『第ゼロ感』。さらにVo&GのTAKUMAさんは、劇中音楽にも参加されています。

メンバーは『SLAM DUNK』のど真ん中世代とのことで、インタビューでは以下のように話されています。

「エンドロールが終わるまでが映画だという思いで制作しましたので、ぜひ最後の1音まで映画館で楽しんでいただきたいです」

引用:映画.com

主題歌を担当された2組のバンドのコメントを、詳しく読みたい方はこちらをどうぞ!

劇中音楽全5曲を収録したアルバムは、こちらで購入できますよ。

『THE FIRST SLAM DUNK』のエンディング主題歌や劇中音楽のほかに、「THE MATCH 2022」大会テーマソング『aRIVAL』、ドラマ24『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』オープニングテーマ『アオ』など、全15曲収録しています。

5. 安西先生のいろいろ

『SLAM DUNK』といえば、やっぱり安西先生ですよね。とてもバスケの元全日本選手だったとは思えない、愛らしいフォルムが印象的。ですが試合の大事な場面では、的確なアドバイスで指導者として湘北メンバーを鼓舞します。

そんな『SLAM DUNK』に欠かせない重要な人物で、ファンも多い安西先生。彼の原作やアニメを知らない人でも知ってるあの名言や、ガッツポーズのシーンも登場するので、お見逃しなく!

視聴可能な動画配信サービス(VOD)

アニメ『SLAM DUNK』が視聴できるのは、以下の動画配信サービスです。

無料お試し期間や月額利用料金などそれぞれの詳細については、こちらを参考にしてくださいね。

原作を読みたくなったらこちらがおすすめ

映画『THE FIRST SLAM DUNK』を観たあとに、原作を読みたくなった方はきっと多いのではないでしょうか。そんな方には原作コミック全31巻セットの購入がおすすめです。

この作品が気に入って誰かにおすすめしたい方は、家族や友人へプレゼントしてみてはいかがでしょうか。

SLAM DUNK コミック 全31巻セット

今作の劇場版のベースになっている、こちらの1冊「THE FIRST SLAM DUNK re:SOURCE」もおすすめ!

「THE FIRST SLAM DUNK re:SOURCE」

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

タイトルに「THE FIRST…」とあることから、今後「THE SECOND…」も考えられ、2部作・3部作と続くのでは?と想像してしまいますよね。

とにかく世界規模で話題となっている映画『THE FIRST SLAM DUNK』。この記事を読んで気になった方は、ぜひ鑑賞していただけたら幸いです。

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