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出典：映画ナタリー
今回は、1990年代のSF映画『ガタカ』をご紹介します。
2011年にNASAが選ぶ「現実的なSF映画」第1位に選ばれた名作で、後の多くの映画や漫画、アニメに影響を与えています。
そんな作品のあらすじとみどころ、さらに、視聴可能の動画配信サービス（VOD）についてもまとめましたので、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
あらすじ
遺伝子組み換えが可能な未来世界を描いた、SFスリラー。
遺伝子で人間の優劣がつけられる未来社会。DNAを操作し生まれた"適正者"だけが優遇され、それ以外は"不適正者"として生きている。
主人公のヴィンセントは、自然出産で生まれた"不適正者"。不可能といわれた宇宙飛行士になる夢を叶えるため、“適性者”に成りすまし宇宙局入りするが…。
作品情報
【公開】1998年
【製作国】アメリカ（1997年）
【上映時間】106分
【原題】『Gattaca』
【監督・脚本】アンドリュー・ニコル
【製作】ダニー・デビート、マイケル・シャンバーグ、ステイシー・シェア
【編集】リサ・ゼノ・チャージン
【音楽】マイケル・ナイマン
【キャスト】イーサン・ホーク、ユマ・サーマン、アラン・アーキン、ジュード・ロウ、ローレン・ディーン、ゴア・ビダル、ザンダー・バークレイ、アーネスト・ボーグナイン、イライアス・コティーズ、マーヤ・ルドルフ、トニー・シャルーブ 他
主な登場人物（メインキャスト）
ヴィンセント（イーサン・ホーク）
自然出産で生まれた“神の子”であり“不適正者”。宇宙に旅立つことを夢見ている。
アイリーン・カッシーニ（ユマ・サーマン）
宇宙局ガタカの秘書。ヴィンセントに興味を持つ。
ジェローム（ジュード・ロウ）
全ての能力に長けた“適正者”の青年。事故で下半身不随になり引きこもっている。
アントン・フリーマン（ローレン・ディーン）
宇宙局ガタカで起きた殺人事件の犯人を追う警察官。
みどころ
1. 命がけで夢を追う主人公の姿
ヴィンセントが子どもの頃からの夢を、大人になっても諦めずに必死で頑張る姿がみどころです。
そこまでの気持ちを引き起こすのは、人の優劣をはっきり分けられ、差別されるこの世界だからなんだと実感します。
宇宙局のガタカへ入るのに、指先の血液を採取して“適正者”かどうかのチェックが行われるのですが、毎朝会社に出勤するだけで、チクッとするのはちょっとアナログかと。。。
自分だったら、シンプルに嫌かもと思っちゃいますね。
2. 洗練された映像美
舞台は近未来なのですが、服装や持ち物のデザインはレトロなものが多く登場します。シンプルでクールな無機質×血の通った暖かいイメージが入り混じった、不思議な世界観が映し出されています。
特にオープニングがおしゃれで、何十年も前の作品だとは思えないほど洗練されていて、これから始まる物語の想像を掻き立てられます。
主要な登場人物が美男美女ばかりなのも、この作品の非現実感やSF感を表現しているように思います。
3. 衝撃のラスト
作品の最後は、衝撃のラストに驚かされます。
序盤や中盤にドキドキハラハラする展開は何度も訪れますが、最後には「！？」という展開が待ち受けています。
本当にその選択が正解なのかな？と考えてしまうかもしれません。私はそうでした。
あともうひとつ、終盤に宇宙局ガタカでの感動するシーンがあるので、そこもみどころです。
作品を通じていろんなことを考えさせられるストーリーが魅力で、私の好きな映画ランキング上位に入る1本です。
トラウマ・家族関係・恋愛・友情・夢・努力・サスペンス、全部盛りな内容なのに、上映時間106分は少し短過ぎに感じるほどです。
視聴可能な動画配信サービス（VOD）
『ガタカ』が視聴できるのは、以下の動画配信サービスです。
動画配信サービスについては、別の記事で比較表や特徴などをまとめています。
無料お試し期間や月額利用料金などそれぞれの詳細については、こちらを参考にしてくださいね。
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まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
1990年代のSF映画『ガタカ』をご紹介しました。大きな夢を叶えたいときや、努力することの大切さを知りたいときに観るのがおすすめです。
今回ご紹介した映画で、日々のシネマライフを満喫してみてはいかがでしょうか。