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〈2023年公開〉話題の映画『リバー、流れないでよ』のあらすじ・キャスト・みどころをご紹介!

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出典:映画.com

2023年公開の映画『リバー、流れないでよ』をご紹介します。

公開当初は20館での上映だったのが、斬新な設定とその面白さから話題となり、全国に上映館を拡大するヒット作となりました。

そんな今作のあらすじとキャスト、映画のみどころをまとめたので、ぜひ参考にしてくださいね。

あらすじ

劇団「ヨーロッパ企画」が手がけた、オリジナル長編映画の第2作目

舞台は、京都・貴船の老舗料理旅館「ふじや」。ここで仲居として働いているミコトは、別館裏の貴船川のほとりに佇んでいたところを、女将に呼ばれて仕事へ戻る。

しかし2分後には、なぜか再び貴船川の前にいるのだった。

ミコトだけでなく番頭や仲居、料理人、宿泊客たち、ふじやの周辺にいる人がみんな異変を感じていた。

そして自分たちが、ちょうど2分間を「ループ」しているのだと気づき…。

作品情報

【公開】2023年

【製作国】日本

【上映時間】86分

【監督・編集】山口淳太

【原案・脚本】上田誠

【プロデューサー】大槻貴宏

【音楽】滝本晃司

【主題歌】くるり

【助監督】渡邉新之輔

【撮影】川越一成

主な登場人物(メインキャスト)

ミコト(藤谷理子)

出典:『リバー、流れないでよ』公式サイト

京都・貴船の老舗料理旅館「ふじや」の仲居

ミコトを演じるのは、劇団「ヨーロッパ企画」に所属の藤谷理子さん。1995年生まれの京都府出身で、バレエの短期留学の経歴の持ち主です。

舞台や声のお仕事などもされていて、今作では映画初主演を務められました。

タク(鳥越裕貴)

出典:『リバー、流れないでよ』公式サイト

「ふじや」の料理人見習い

タクを演じるのは、俳優の鳥越裕貴さんです。1991年生まれの大阪府出身で、音楽ユニット「WINWIN」のメンバーとしても活動されています。

代表作には、ミュージカル『刀剣乱舞』や、TTFCオリジナル作品『リバイスレガシー 仮面ライダーベイル』などがあります。

番頭(永野宗典)

出典:『リバー、流れないでよ』公式サイト

「ふじや」の番頭

番頭を演じるのは、永野宗典さん。1978年生まれの宮崎県出身で、劇団「ヨーロッパ企画」の旗揚げメンバーの1人です。

ロサンゼルスとソウルの映画祭で最優秀賞を受賞した、ペープサートアニメ映画『タクシードライバー祗園太郎 THE MOVIE すべての葛野郎に捧ぐ』の脚本・監督を務められました。

料理長(角田貴志)

出典:『リバー、流れないでよ』公式サイト

「ふじや」の料理長

料理長を演じるのは、角田貴志さんです。1978年生まれの大阪府出身で、2004年第16回公演より劇団「ヨーロッパ企画」に参加されています。

俳優以外にデザイナー・脚本家も務められていて、さまざまな映像作品や広告などのイラストを手掛ける多才な方です。NHK Eテレ『銀河銭湯パンタくん』では、人形デザインと脚本を担当されています。

エイジ(酒井善史)

出典:『リバー、流れないでよ』公式サイト

「ふじや」の料理人。ループから抜け出すために奮闘する。

エイジを演じるのは、酒井善史さん。1981年生まれの京都府出身で、2000年第5回公演より劇団「ヨーロッパ企画」に参加。小道具製作を得意とされています。

NTV『所さんの目がテン!』で実験プレゼンターを務め、映画『俺たち賞金稼ぎ団』では脚本を担当されています。

ノミヤ(諏訪雅)

出典:『リバー、流れないでよ』公式サイト

クスミと「ふじや」に訪れた宿泊客

ノミヤを演じるのは、諏訪雅さんです。1976年生まれの奈良県出身で、劇団「ヨーロッパ企画」の旗揚げメンバーの1人です。

映像作品や舞台に出演するほか、脚本・映像監督・舞台演出もされています。

舞台『チコちゃんに叱られる!on STAGE』では、脚本・演出・作詞を担当されました。

クスミ(石田剛太)

出典:『リバー、流れないでよ』公式サイト

ノミヤと「ふじや」に訪れた宿泊客

クスミを演じるのは、石田剛太さん。1979年生まれの愛媛県出身で、1999年第2回公演より劇団「ヨーロッパ企画」に参加されています。

映画『I AM JAM ピザの惑星危機一髪』、舞台『たぶんこれ銀河鉄道の夜』などが出演代表作です。

スギヤマ(中川晴樹)

出典:『リバー、流れないでよ』公式サイト

オバタの担当編集者

スギヤマを演じるのは、中川晴樹さん。1977年生まれの愛知県出身で、2000年第5回公演より劇団「ヨーロッパ企画」に参加

俳優・映画監督・構成作家・ラジオパーソナリティと、オールマイティーに活躍されています。

脚本と監督を務めた短編映画『恋する極道』が、那須国際映画祭・那須アワード2015でグランプリを獲得しています。

猟師(土佐和成)

出典:『リバー、流れないでよ』公式サイト

山の中にいた猟師

猟師を演じるのは、土佐和成です。1977年生まれの広島県出身で、2004年第16回公演より劇団「ヨーロッパ企画」に参加されています。

映画『ドロステのはてで僕ら』では、主演を務められました。映画『1秒先の彼』、Netflixドラマ『今際の国のアリス』などに出演しています。

チノ(早織)

出典:『リバー、流れないでよ』公式サイト

「ふじや」の仲居で、ミコトの同僚

チノを演じるのは、早織さん。1988年生まれの京都府出身で、短編作品『臭いものには蓋の日』で女優デビューされました。

劇団「ヨーロッパ企画」の、2018年の劇団公演『サマータイムマシン・ブルース/ワンスモア』に出演。主な出演作には『舞妓Haaaan!!!』『百円の恋』『光』などがあります。

ヒサメ(久保史緒里)

出典:『リバー、流れないでよ』公式サイト

貴船神社にお参りに来ていた謎の女性

ヒサメを演じるのは、久保史緒里さんです、2001年生まれの宮城県出身で、2016年に乃木坂46の3期生としてデビューしました。

ファッション誌「Seventeen」専属モデルで、ラジオ『乃木坂46のオールナイトニッポン』のメインパーソナリティーも務められています。

映画『左様なら今晩は』や、ドラマ『クロシンリ 彼女が教える禁断の心理術』、舞台『桜文』などに出演し、マルチに活躍されています。

キミ(本上まなみ)

出典:『リバー、流れないでよ』公式サイト

「ふじや」の女将

キミを演じるのは、本上まなみさんです。1975年に東京で生まれ、大阪で育ったのち現在は京都に在住。女優・声優・ナレーター・エッセイストとして活動されています。

NHK教育のトーク番組『トップランナー』の司会や、アニメ映画『すみっコぐらし』シリーズのナレーションを担当。アニメ『おでんくん』の主人公おでんくん役の声優を務められています。

オバタ(近藤芳正)

出典:『リバー、流れないでよ』公式サイト

宿泊客の小説作家。連載中の小説の締め切りに追われている。

オバタを演じるのは、近藤芳正さんです。1961年生まれの愛知県出身で、15歳時にテレビドラマ『中学生日記』で初出演を果たしています。

1979年劇団青年座研究所に入所し、映画『ラヂオの時間』、NHK大河ドラマ『真田丸』、 舞台『笑の大学』など、数多くの作品に出演されています。

みどころ

1. 2分間のタイムループという斬新な設定

キャッチコピー「また2分。」にあるように、2分間というとても短い時間を何度も繰り返すといった、今までにない斬新な設定がみどころです。

時間は戻っても記憶や意識は戻らず、引き継がれるというのも珍しく、どうせまた戻ると分かっているからの行動をとる人も出てきます。

たった2分の間でも、いろんなことが起こるので目がはなせません。

映画を観ている人がその先を推理しますが、それをどれも覆す結果なのもおもしろいですよ。ゆるい伏線の回収も散りばめられていて、思わずニヤニヤしてしまいます。

ほかにもカメラワークも工夫されているので、ぜひ注目してみてくださいね。

2. 笑えてワクワクするテンポのよさ

大変な状況でも笑えるポイントが多いストーリーもみどころ

個性豊かな登場人物の、行動と会話ややりとりがおもしろく、笑えるところが盛りだくさん。かと思えばハラハラドキドキする描写もあり、上映時間86分の間、飽きずに鑑賞できます。

登場人物のそれぞれの2分間があり、いきなり時間がループしたら「そりゃそうなるよね」と思わせるところもすごい!

3. 冬の旅館や雪の降る美しい情景

京都の風情ある建物や景色も、みどころのひとつ。雪が積もっているシーンもあり、幻想的な雰囲気によってさらに作品の魅力が増します。

ちなみに劇中に使用されている貴船の老舗料理旅館「ふじや」は、ミコト役を演じられた藤谷理子さんのご実家なのだそう。

さらに、エンディングで流れるテーマソングも要チェックですよ。くるりさんの「smile」が、映像や作品の世界にマッチしていてとってもいい感じです。

DVD・Blu-rayの購入はこちら

「smile」は、くるりさんのCDアルバム「愛の太陽 EP」に収録されています。

劇団「ヨーロッパ企画」の過去作品が視聴可能な動画配信サービス(VOD)

劇団「ヨーロッパ企画」の過去作品が視聴できるのは、以下の動画配信サービスです。

動画配信サービスについては、別の記事で比較表や特徴などをまとめています。

無料お試し期間や月額利用料金などそれぞれの詳細については、こちらを参考にしてくださいね。

『ドロステのはてで僕ら』

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます。

今回は、2023年公開の話題の映画『リバー、流れないでよ』をご紹介しました。タイムリープものだけど、今までに観たことがない斬新な設定の作品が観たい方におすすめです。

今回ご紹介した映画で、日々のシネマライフを満喫してみてはいかがでしょうか。

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